新年あけましておめでとうございます。

皆様におかれましては新春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて昨年末に当社の60周年を記念して坂角エビせんべいを、お取引様へお配りいたしましたところ

大変多くの皆様から心温まる励ましのメッセージやお祝いの品々を御恵贈いただき恐縮至極に存じます。

これほど反響があるとは考えておりませんでした。

本当の意味で６０周年という年月の重みを自覚させられた年の瀬となりました。

創立60周年記念式典の様子

  創業者である先代は、いつも「お客様や仕入先様があっての昭和鋼機だ。どちらも大事にせにゃあかんぞ！」と

折に触れてよく申しておりました。その先代の心持ちを次世代に伝えていくことが今後１０年、２０年に

繋がっていくのだと切に感じております。

 人間でいえば還暦です。徐々に体もガタがくる頃「創業期、成長期、成熟期」と年を重ねてきますと

次は「衰退期」とくるわけですが、そうは考えたくないですね！

ここ数年は過渡期であり、今後の黎明期に向けて強い気持ちで臨んで行かねばなりません。

 それはなぜか？ＳＤＧｓ、カーボンニュートラル、ウィズコロナと新しい世界が広がってきたからです。

当社もその巨大な波に飲み込まれないよう、上手に乗り越えながら時代遅れにならぬよう

いい波をつかまえて、身の丈にあった経営に徹して参ります。

そして、お客様へ良質な製品とサービスをお届けできるよう努力して参ります。

どうか今後とも倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 最後になりますが、皆様にとって幸せで、商売繁盛の一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

今年も一年よろしくお願い致します。

令和５年  元旦
昭和鋼機株式会社
代表取締役 辻 孝太郎