我々は、人々の生活基盤となるインフラ整備、災害復旧、オリンピック等の国家イベントに関わる施設の建設に携わり、そこで使用される重要な土木資材であるセメント、コンクリートの製造設備を設計、施工、メンテナンスすることを生業としてきました。それは日本の国土づくりに間接的ではあるが参画してきたという会社全体の誇りにつながっています。
しかし一方では、これからの時代、いろいろな業種が近隣の業種を取り込みながら多種多様に変化していくと考えられます。我々も同様にセメント、コンクリートに特化した設備屋というくくりから抜け出し、その応用技術を更に進化させ、時代にあった設備屋として変化していく必要があります。「会社をどうしたいのか、どこへ向かうのか、どうなれるか」と考えた時、我々は、未来の国土づくりに関わる仕事をし、必要とされる時に参上して、求められたものを探し提供する“便利”で、あらゆる機械装置を組み合わせ、お客様の多様なニーズに対応する “万能”な設備屋でありたいと願います。そして技術を磨き挑戦していくことこそ我が社の生きる道、それが昭和鋼機の存在価値であると考えます。
次に設備屋として様々な分野で活躍していくためには、作業の安全と製品やサービスの品質は欠かせないものです。
それには、昭和鋼機の安全基準、品質管理基準というものを確立していかなければやがて活躍するフィールドは限定的なものとなってしまいます。最後に、社員と共に幸せを追求し会社を継続していくためには、人の成長は欠かせません。
人は会社にとって財産です。人が育てば会社も成長する。社員さんが共に学び共に育つといった社風と、主体性を発揮する土壌ができれば、自立型企業として世間から認められ、御客様が安心して任せられる会社となります。
そして、社員さんが頼られて任せられることに喜びを感じ、仕事にやりがいを持って毎日を過ごしていくことで、人生もまた楽しくなるという好循環が出来上がると考えます。